社長メッセージ
2.日経新聞記事『相次ぐサイバー攻撃・災害での大手企業各社の対応』を読んで
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。応用電子は、皆様の次世代ビジネスシーンへのご期待に応えるため、ドコモFOMA対応モバイルシンクライアントFKEYを、次世代高速モバイル通信規格LTEによるXi(クロッシー)通信カード対応モデルにアップグレード可能とし、また、ドコモXiスマートフォン対応モデルを年明け早々にもリリースする予定です。Xiでは飛躍的にデータ伝送が速くなり、従来のFOMAに比べて同じサイズのデータを送るのに5分の1以下の時間で済む*1ようになります。近い将来は更にその約3倍*2に増速されて光ブロードバンドに匹敵するようになります。ビジネスシーンでの益々の利用に皆様からの期待が多く寄せられております。
(注:*1 FOMAの下り7Mbpsに対して、Xiが下り37.5Mbpsの場合。*2 下り100Mbpsに増速される場合。)
さて、今年3月11日の東日本大震災後の復興もまだまだこれからという状況ですが、ここにきて企業を標的にしたサイバー攻撃や自然災害に対する情報システムの耐性を高めるため、大手企業による企業内プライベートクラウド導入機運が高まってまいりました。東日本大震災では、多くの企業の工場や事業所のサーバーが被災し、又、タイでは洪水災害もありましたため、事業継続性の問題に各企業は真摯に取り組み始めました。そういった問題に答えるため、大手企業は、分散しているサーバーを出来るだけ集約しサイバー攻撃への防衛力を高めようという気運が出てきております。(日本経済新聞11月24日一面記事一部引用)
又、数年前からこの季節になると思い出されるのがパンデミックによる在宅勤務問題です。新種のインフルエンザや数年前のSARS(サーズ)のようなウイルスが蔓延したら、皆様の関心事は、ご家族の命や健康最優先となることでしょう。在宅勤務を、会社側にとって全くストレスのかからない体制を構築することは、もはや企業とそこに勤める皆様、ご家族様にとっても必須の条件となってくるでしょう。
ところで、サーバーの集約化と堅牢化だけで事業継続性は守れるでしょうか?答えはノーです。昨今の大手需要家に対するサイバー攻撃の発端はクライアント側の対策の欠如によるパソコンのウイルス感染だったというケースが多数見られます。当社開発製品FKEYはエンベデット(組込み)モデルであり、クライアント側においては、使ってくださる皆様が、手元のパソコンに一切アンチウイルス対策とかを施す必要がありません。通信にもVPN(仮想専用回線)を経由することでのセキュリティが堅牢となっております。又、ここに来ての新たなモバイル通信規格LTEによるドコモXiのハイスピード通信により、事業継続性の確保に加えサクサクと使えるシンクライアントのデスクトップを使っての、ストレスのないビジネスシーンの演出が可能となりました。つまり、サーバー側の防衛力強化とクライアント側の堅牢性向上、そして使い勝手の良さがあって初めて皆様のビジネスが担保されることになります。それが時代の流れです。
携帯電話各社そして大手メーカーは一斉にスマートフォンとタブレットPCに舵を切りました。携帯電話、スマートフォン、タブレットPCそしてTVと端末機器の垣根が一斉に取り除かれてきております。ドコモXiの通信カード、スマートフォンを利用したFKEYビジネスクラウドのワールドで、様々な端末の垣根が取り除かれ、利用者皆様の使い勝手に応じたシーンが演出されてまいります。応用電子は、皆様のご期待に応えられるよう、引き続いて魅力的な製品をリリースしてまいります。
2011年12月1日
株式会社応用電子
代表取締役社長 矢野 正博
過去に掲載した社長挨拶:
