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開発者ご紹介

中田裕一朗 金子光裕

2007年6月、Berry Linux開発者 中田裕一朗 と、Linuxシンクライアントの第一人者 金子光裕 とのコラボレーションにより、USBメモリーに搭載可能なLinuxディストリビューションAB Linuxとして実を結びました。昨今、パソコンからの情報漏えいが世の中で騒がれ、企業は個人情報を含む情報の漏えい防止策を講じることが課題とされ、シンクライアントが注目されております。シンクライアントの「シン」とは「薄い」という意味で、パソコン本体にハードディスクを持たないということを示します。

ハードディスクを持たないパソコンは、データが保存されることがないパソコンであり、OSやプログラムはUSBメモリーに組み込まれ、使う時だけPCに差し込んでおきます。情報はインターネットを介してサーバー上に置いて用います。インターネット上の通信は、VPN(バーチャルプライベートネットワーク=仮想閉域網)によって暗号化して保護します。これにより、シンクライアントでは情報を外に漏らしてしまうことはありません。

これら複数のVPN方式への対応、通信キャリア各社のデータ通信カードへの対応、日本語対応の改善など、幾多のハードルを越えて、USBメモリー組込Linuxディストリビューション「AB Linux」に結実させました。その後、暗号化ファイルシステムの実装、ハイスピード仕様の通信カードへの対応など、これをさらに商用向けとして機能拡充し、2008年7月GRAND BERRYが誕生しました。この新しいオペレーティングシステムは、シンクライアントにとどまらず、ユビキタスコンピューティングを実現するプラットホームとして、今後広い応用が期待されております。

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