空き巣や車上荒らしを行う犯罪者が最も懸念する事が、決定的証拠です。
指紋や目撃情報なども重要ですが、こうした対策を取るのが上手なのが、プロの泥棒です。
決定的証拠として最も効果的と言われているのが、動画を残す事ができる監視カメラです。
監視カメラを設置すれば、防犯対策として抜群の効果を期待する事ができます。
防犯カメラの最大の難点は導入にコストがかかるという問題です。
防犯カメラの相場は、近年はカメラやハードディスクの値下げによって、全体的に安くなってきています。
しかしそれでも、カメラ単品で3万円~5万円。
カメラを録画するレコーダーが3万円~15万円。
取り付け工賃が2万円~20万円などと幅はありますが、平均的には総額で20万円~50万円ほどの導入コストがかかってしまいます。
防犯効果が高いのは分かっていても、数十万円の出費がかかる話になれば、一般的な家庭では気軽に導入する事ができないのが現状です。
ダミーカメラとは、防犯カメラのルックスをした置物で、実際には動画を取るカメラとしての機能はなく、当然レコーダーなどのその他の設備も必要はありません。
ダミーカメラを置いておくだけでも、一見本物との区別ができませんので、泥棒などはなかなか手を出す事ができなくなります。
ダミーカメラの相場は、1000円~1万円程度でネット通販などで購入する事ができます。
本物の防犯カメラは、実際に犯行が行われた時に決定的証拠を残せるように、プロの防犯業者に依頼して、設置場所の選定や細かい設定をして、取り付けをしてもらう事が必要になります。
それに比べてダミーカメラは、目立つ場所にそれっぽく置いておくだけで効果がありますので、ご自身で簡単に取り付けを行う事が可能です。
「防犯カメラ設置中」などのステッカーや、玄関と窓付近など複数台設置をしておく事でより高い効果を期待する事ができます。