若者を中心に利用者数が圧倒的に多い3大スマホツールやSNSと言われているのが、「LINE」「フェイスブック」「Twitter」です。
それぞれとても便利で、利用をオススメしたいサービスではありますが、最近ではアカウントの乗っとりや、迷惑メッセージ、悪質サイトへの誘引など、犯罪の手法として活用されています。
アカウントが乗っ取られる仕組みとしては、なにかしらの形で情報が流出して、パスワードが流出してしまう事がきっかけです。
そもそもなぜアカウントが乗っ取られるかというと、身内のアカウントからのメッセージは信頼性が高いという点です。
アカウントを乗っ取られると、友達登録されている人に、勝手にメッセージが送られてしまいます。代表的な事例としては、WEBマネーの購入をしてほしいという相談です。
家族や親友から、「困っているから、コンビニに行ってWEBマネーを買っておいてほしい。」と言われた場合、メッセージを送った本人が本当に困っていると思って、そのままWEBマネーを買ってしまう人が多いです。
多様化している迷惑メールやWEB画面での悪徳商法は、最終的にお金を払わないと犯罪者の手元にはお金は入ってきません。
最初はひっかかっても、近年の振り込め詐欺問題などもあり、なかなかお金を払うという最終段階までたどり着く被害者は少なくなっています。
よりスムーズに詐欺被害者がお金を払う行為に辿り着ける乗っ取り行為は、今後も増えていく事が予想されています。
アカウントを乗っ取られない為には、定期的にパスワードやメールアドレスなどの登録情報を変更する事が有効です。
LINEなどスマホアプリ中心のサービスでは、登録されている以外の端末の使用を不可にする設定があります。
設定や情報管理などで対策を取る事が大切で、端末自体のウィルス対策はそこまで重要ではないとされています。
最近増えているのが、従来は迷惑メールなどで行われていた出会い系など悪質サイトへの誘引行為がフェイスブックやLINE、Twitterなどで活用されるようになっています。
本来は友達など、接点がある人としか繋がらないツールですので、友達申請やメッセージが来ると、本当の知り合いかもと思って応じてしまう人もいますが、あやしい連絡は全て対応しない、ブロック対応をする事が必要です。
「だれですか?」などの簡単な返信などの初期対応もしない事が大切です。